正しいワザとしての引用力

通勤時に10分で出来る読み流し自己啓発(論語)

斉(せい)の景公馬千(馬四)(し)あり死するの日、民徳として称すること無し。伯夷(はくい)、叔斉(しゅくせい)、首陽の下に餓(う)う。民今に到るまでこれを称す。其れ斯れいうか。

現代訳

斉国の景公は、馬四千頭を所有するほど富を持つ君主であったけども死んだときには誰も徳(人格)を褒める者はいなかった。一方伯夷と叔斉は首陽山のふもとで飢え死にしたけれども、人々は今に至るまで褒めている。『詩経』にある「その名が称賛されるのは、富によるのではなく、普通の人間とは違う徳業による」という言葉は、このことを言っているんだろうね

解説

・私たちの知識 ①受動的な知識=自身の知識の箱からなかなか出せない                   

        ②能動的な知識=箱の中からすぐに出せる知識

・使える知識にするには引用の練習が必要(=知識を常に”ready”にしておく)

・他人にアウトプット(=情報提供)をする。

・その知識を引用することを習慣化させる。

・呼び起したらすぐに出てくる知識にしておく。

*孔子は弟子たちに『詩経』の話をすることで知識をアウトプットして能動的な知識にしていた。

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